こんにちは、エンジニアの Pikichan と、デザイナーの安西です。
先日、合同会社Steg がブロンズスポンサーとして協賛する Vue Fes Japan 2024 に参加してきました!
Vue Fes Japan とは、2018年に誕生した日本最大級の Vue.js カンファレンスです。
5年ぶりのオフライン開催となった Vue Fes Japan 2023 では、600名近くの方が参加し、2024年の今年も多くの方が参加しました。
また、国内外問わず多くのスピーカーによるセッションや、Vue.js作者の Evan You 氏、Boshen Chen 氏をゲストスピーカーとしたクロストークイベントなど、Vue.js や周辺のエコシステムの最新の動向を体感できる場となっています。
by Evan You 氏 / Boshen Chen 氏 / 太田 洋介 さん / Sosuke Suzuki さん / unvalley さん / Kia King Ishii さん(通訳兼ファシリテーター)
次世代フロントエンドクロストークでは、JavaScript やフロントエンド開発のエコシステムの未来と最新動向に焦点を当てた議論を聞くことができました。
特に、Vue.js 関連のエコシステムにおいて、Vite で使用されているRollupをRustで再実装するプロジェクトが進行中である背景から、なぜ今JavaScriptのエコシステムのRust化が進んでいるのか?というテーマで議論が繰り広げられました。
トーク内容もそうですが、Kia King Ishii さんの少し面白く、流れるようなファシリテーション、そして3分以上マシンガントークしたであろうEvan氏の発言を見事に翻訳する姿に圧倒されました。笑
by 中上 裕基 さん @nakagam3 (株式会社リンクアンドモチベーション)
Vue2 で負債となったコンポーネントやコードの修正を、aider を活用して解決しました!という内容でした。
現在は、Cursor などのAIを搭載しているエディターがよく知られていますが、超大量の修正を効率よくできるという点で aider を選んだそうです。
テストコードを自動生成させるための工夫点として、以下が挙げられました。
特に2つめの、テストでエラーになった箇所をフィードバックさせて更に学習させるといったフローは、非常に効果的な仕組みだと感心しました。
by Hal さん @hal_spidernight (SBI日本少額短期保険株式会社)
本セッションでは、登壇者のHalさんが所属されているSBI日本少額短期保険株式会社で、実際に使用されているシステムのチューニング内容について紹介されました。
データが複雑かつ大容量になると、すべてのデータをリアクティブに格納・監視することで遅延が発生します。そのような事態に直面した際に、どのように遅延を解消するかについての解説が凝縮されていました。特に、Vue2での対応方法や、Vue3で新たに可能になったリアクティブ要素やレンダリングの制御に関する情報が参考になりました。
Vue Fes Japan 2024 最後のコンテンツであるアフターパーティーの様子をお届けします!
立食形式で、Vue Fes Japan 限定カクテルなど美味しいお酒や、美味しい料理の数々、さらに寿司屋台まで…
飲んで、食べて、色んな方とお話をして、幸せな時間でした!
今回 Steg が Vue Fes Japan 2024 にブロンズスポンサーとして協賛したこともあり、初めて参加しました!
一日を振り返ってみれば、Vueコミュニティの活気と熱量に終始圧倒されていました。
アフターパーティーでは多くの方とお話する機会があり、皆さん口々に「非常に刺激を受けた」「もっと勉強したい」と仰っていました!
既に積極的に活動している方も、これから頑張ろうとしている方も、さらに刺激を得られるようなイベントだったと思います!
アフターパーティーの最後に、Vue Fes Japan 2025 開催予定との告知がありました。
ぜひ来年も参加したいと思います!(それまでにインプットたくさんしとこっと……)